
今年もまた、「例の」季節がやってきました。
相手は毎年変わっても、チョコを買って→デートで渡して→一緒に食事して→……というパターンもそろそろ飽きてきたのでは?
そこで今日は、バレンタインにぴったりのロマンティックな作品をご紹介します。作品のモチーフになったのは2003年8月14日にアメリカ北西部からカナダにかけて起きた大規模な停電。
地下鉄の停まったニューヨークでは、ビジネスマンたちが公園での夜明かしを強いられるなど、大変な被害を出した事故です(推定被害総額7400億円)。
しかし、この作品では、大停電の夜がファンタジックな夢の一夜として描かれています。
東京全体が停電になった夜、街は、パニックと静寂におおわれてしまいます。
ロウソクの灯りを囲む老夫婦(淡島千景・宇津井健)。刑務所から出てきたばかりの男(吉川晃司)と、偶然再会してしまった臨月の妊婦(寺島しのぶ)。ホテルのエレベーターに閉じ込められた若い女(井川遥)とドアボーイ(阿部力)。手術を明日に控えた少女(香椎由宇)と天体マニアの少年(本郷奏多)。Barのマスター(豊川悦司)に淡い思いを寄せるお向かいのキャンドルショップの店員(田畑智子)。そして、30代の夫婦(田口トモロヲ・原田知世)もそれぞれの思いを胸に、停電の一夜を過ごします。

そうそうたる出演者の中で、主人公ともいえる存在は、キャンドルのともしびです。
登場する男女は、炎を見つめながら、普段相手にいえなかった本当の気持ちを告白することで、今までより強い絆を築いていきます。
オレンジ色に揺らめくロウソクの光は、人の心を素直にさせる特別なパワーを秘めているのか、画面を通して観ているだけでも、不思議とリラックスした気分になります。 今年は、神秘的で暖かなキャンドルライトの力を借りて、彼の心を射止めてみませんか?
なんだったら、別の使い方で彼を虜にするという手もありますし・・・。
みなさんは「100万人のキャンドルナイト」ってご存知ですか?夏至と冬至の2日、20時からの2時間、みんなで照明を消し、家族や友人と地球環境のことなどを語り合いながら過ごしましょう、というロハスな呼びかけです。2003年から行なわれています。でも、部屋の照明を消すだけだから、いつでもどこでもキャンドルナイトは実行できてしまえるわけで、今年のバレンタインは「ひとりキャンドルナイト実施中」ってことだってできるはず。ぜひトライしてみてください。
次回の「今夜はこれを借りて帰ろう。」は2月16日アップの予定です。
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