今夜はこれを借りて帰ろう。

『君に読む物語』

今日、ご紹介するのは2005年2月に日本で公開された『君に読む物語』。
観客全員、泣きはらした目で帰宅させたという伝説の純愛作品です。
主演はライアン・ゴスリングとレイチェル・マクアダムス。「誰それ?」的な知名度しかなかった2人による出演作品だったためか、スタートは大変地味なものでした。
しかし徐々に口コミで評判が広がり、とうとう『マディソン郡の橋』をはるかに上回る興行成績を収めるまでに至った作品です。この勝ちパターンは、『ゴースト/ニューヨークの幻』がメジャー展開するまでの道のりと、とってもよく似ています。

口コミの力

口コミって、私たち一人一人が友達とかとしている日常の会話ですよね。なにげない会話がいろいろなことに影響を及ぼすのですから、私たちは、なかなかあなどれない力を持っているのかもしれません。
口コミによるヒットは、作品と俳優という関係から見ても、名優は名作なしにはありえないが、名作はビッグネームが出ていなくても成立するということを示唆してような気がします。

引き裂かれたしまった二人


君に読む物語

さて、「君に読む物語」です。
舞台は1940年代のアメリカ。ライアン・ゴスリング演じるノアは貧しい時給労働者。一方レイチェル・マクアダムス扮するアリーは、裕福な資産家の令嬢で、御曹司の婚約者もいます。恋に落ちる若い2人の出会いは、とてもドラマティック。情熱に導かれるままお互いを求め合う幸せな時間を過ごします。しかし2人は親と戦争によって、すぐに引き裂かれてしまいました。やがて時が過ぎ去り、「現実」の幸せを選び始めたアリーのもとへ、帰らないと思っていた「ノア帰還」という思いがけない知らせが届きます。
果たしてアリーが選んだのはDOTCHI? 実は心に一番印象深く残った場面は、主演2人のラブシーンなどではなく、アリーとママが車の中で会話をするなにげないシーンです。

究極の選択

ママは、貧乏な若者への思いを断ち切れずにいる娘を見かね、車に乗せて工場の作業場へ連れて行きます。そして、ボロボロの作業服で立ち働く、年老いたひとりの労働者を指さし、若い頃の自分がその労働者の恋人だったことを打ち明けました。貧しい家庭の出身であるアリーのママは財産の有る無しが人生をどれだけ左右するか知っていますから、「あの労働者と結婚しなかった自分を心から誇りに思っているのよ」、と、愛娘アリーに御曹司との結婚を選ぶよう後押しするという場面です。

現実を知っているママの親心から発せられた言葉は、ストレートな説得力を持って迫ってきます。でも、この話を打ち明けるときのママの目はどこか寂しげ。なぜか、わたしには言葉とは裏腹に、娘が貧しいノアを選び取ることを望んでいるように聞こえてしまうのです。愛する人との人生を選ばなかった自分を悔いているように見えるのは、わたしの気のせいでしょうか?
みなさんもどうか確認してみてください。

ニューリリースの作品ではありませんから一週間借りられます。
(2004年/アメリカ/123min)配給:GAGA、監督:ニック・カサヴェテス、出演:ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー他

前の記事を読むコラムトップページへ

高収入ドットコムのコンテンツ

ピックアップ高収入アルバイト

ブリリアントグループ 株式会社プライムエージェンシー フォーナイン倶楽部 ロータスグループ DMMライブチャットリクルート EK GROUP★イーケーグループ D&Mグループ ディクレアプロダクション サーカスエンターテイメント クラッシーグループ ライトウェイグループ 特別室グループ

※当サイトでは高収入アルバイトの情報を提供しております。18歳未満(高校生含)の方は閲覧をご遠慮下さい。

お気に入り求人リスト