香水って、化粧やファッションと同じように女性を美しく引き立ててくれるアイテムのひとつですよね。
その好みは、本当に人それそれで、香水を作るための香料だけでも、世界中に何万種類以上もあるのだとか。
また、「良い香り」は、気分や体調によっても変わってしまうそうです。様々なシチュエーションで変わる「ベストな香り」のことをしっかり知っていたら、お仕事やここ一番の勝負時などに、香りがあなたを強力にサポートしてくれるはず。
今回は、そんな「香り」に取り付かれてしまった一人の男の壮絶な人生を描いた作品を紹介します。

15週連続で売り上げランキング1位を獲得したベストセラー小説の映画化。それが、今回紹介するDVD『パフューム -ある人殺しの物語-』です。
その内容は、超人的なまでに鋭い嗅覚を持って生まれた主人公が、香水調合師になり至高の香水を創り出すため犯罪に手を染めていく問題作です。
この小説は、スティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシを始めとする名だたる監督たちから映画化を熱望されました。
当初、映画化の話をかたくなに拒み続けた原作者も、ついにドイツのプロデューサーの企画に同意、2006年に公開されると同時にそのショッキングなストーリーに世界中が衝撃を受けたのです。

18世紀のフランスで奴隷として過酷な日々を送る孤児のジャン(ベン・ウィショー)。彼は天才的な嗅覚の持ち主で、どんな香水でも一瞬ですべての成分を言い当てる才能を持っていました。
ある日、パリで香水専門店を開く香水調合師にその才能を拾われ、調合師として働くようになったジャンは、パリジェンヌが熱狂する香水を次々と生み出して行きます。
しかし、彼が本当に求める至高の香りは、まったく別のもの。その香りとは、人間、それも若い娘の皮膚からしか取れない成分で作る禁断の香りだったのです。
至高の香水を完成させるため、ジャンはパリ中の美しい娘たちをさらい始めます。

初めて映画音楽を演じるベルリン・フィルハ-モーニー管弦楽団による優雅な音楽が香りを表現するこの倒錯的な映画。
香水好きなあなたも、観た瞬間から「香り」に対する考えが変わってしまうかもしれません。
次回の「今夜はこれを借りて帰ろう。」は12月7日アップの予定です。
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