恋の花びら大回転

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【第103話】「欲求不満解消法!」後編

2018.2.6

かつて、偉人は言いました。

「元彼・元カノに会う」は、「風俗に行く」と同義語である、と(どなたの言葉かは忘れました)。

先日おこなった「パートナーがいない時、欲求不満をどうやって解消するか?」というアンケート。8割以上の人が「オナニー」と答え、残り2割の非オナニー派のうち一番多かったのが、「元彼を呼び出す」でした。

ちなみに、次が「逆ナン」、一番少なかったのが「女性用風俗」です。

冒頭の言葉通り、確かに「元彼」と「女性用風俗」の便利さと気楽さは、かなり似ています。

やりたいなと思った時すぐ連絡できるし、気を使わなくていい。この人乳首は感じるかな?アナル舐めは好きかな? と、相手の性癖を探る必要もない。

「元彼派」のYさんは、「今は何の感情もないし、お互いに体目当てってわかってるから、話が早くて楽」とのことでした。

「元彼」は、「お互いのツボを知ってる相手と気軽にタダマンできる」というメリットがありますが、そもそも元彼ですから既に嫁や彼女がいる可能性が高い。ので、「なにかとトラブルの元になりやすい」というデメリットがあります。

一方、「女性用風俗」には「最低でも2万円以上の出費がかかる」「狩野英孝みたいなのに当たる可能性がある」というデメリットがあります。しかし、相手はプロですから気を使う必要もないし、しがらみもない。お客なので、チヤホヤしてもらえる。

私は、今やすっかり風俗派になりました。歳とるといろいろ面倒臭くなって、できる限りお金で済ませたくなるんですよね。「女性用風俗」最大のメリットは、なんといっても「金さえ払えばだいたい解決する」です。

では、「逆ナン」はどうか。

楽しくセックスして、サクッと帰れることもあるし、カスみたいなのに当たってしまう可能性もある。まさに、賭け。

「元逆ナン派、現女性用風俗」派の女性が、

「以前、若くて可愛い子を逆ナンして飲み代もホテル代も全額出したけど、全っ然相性が合わなくてものすごい退屈だった。なのに、何故か惚れられてしまって毎日LINEがドバドバ来て怖かった」

と言っていて、性格やバックグラウンドがわからない相手とプライベートでセックスするのは、やはり勇気がいるなと思いました。出会い系にも同じことが言えますが。

しかし、非オナニー派の中では一番ゲーム性が高いのも事実。

「逆ナンもナンパも大好き」というMさん曰く、

「うまくいけば、『獲ったど!!』という快感と達成感も得られる上に、『女として認められたい』という承認欲求もパンパンに満たされます」

とのこと。

彼女は、「逆ナンしてホテルには行くけどセックスはしない」という鬼畜のような遊びをしているのだとか。私が相手の男だったら、後で「調子に乗ってんじゃねえよブス!」と、SNSでめちゃくちゃ悪口書くぞ!

改めて、欲求不満の解消方法は人それぞれだと感じました。

ちょっとムラムラしているそこの貴女、最新のおもちゃを買ってみたり、あるいは女性用風俗を予約してみてはいかが?

自分の欲望を自己責任で処理できるスマートな肉食女子を目指しましょう。

藍川じゅん

藍川じゅん

元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!

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