恋の花びら大回転

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【第111話】「女性用風俗、再び! その2」

2018.6.5

バスタオル一枚でソワソワしていると、子犬みたいな黒髪の好青年・S君が風呂から出てきました。

なんと、いきなりボクサーパンツ1枚。ハ、ハレンチな!(喜)

色白で細身で、お肌にハリがあって美しい体でした。

S君は、私をベッドにエスコートすると、優しくハグしてくれました。そして、温かなキス。S君の手が、胸に触れ…。

え、ちょっと待って。これ普通にセックスする流れになってません?

まずはコース内容の確認とプレイ内容の説明からなのでは!?

そもそもマッサージはどうした!?

ハッと我に返り、唐突に始まってしまった恋人プレイに戸惑う私。女性用風俗経験者な上に、脱ぎっぷりもいいことから、どうやらSくんに欲求不満のおちんぽ大好き淫乱熟女だと思われてしまったらしい。

確かに、欲求不満のおちんぽ大好き淫乱熟女ですけれども。

でも今日はお金払って性感マッサージしてもらいにきたの!

イチャイチャプレイは、舐め犬とか出会い系の人とタダでいくらでもやれるからいらないの!

と言いたいところなんですが、可愛い顔の男の子にグイグイ迫られると、やはり悪い気はしないので、つい流されてしまう。くそう、若い男め!

マッサージを始める気配は一切なく、後ろから乳を揉みしだきながら、背中に硬くなった男性器を押し付けてくるSくん。触らなくてもわかる、相当なサイズ感。さては、小柄で華奢だけど、ちんちんが太くて長いタイプだな!?

仰向けに寝かされ、バスタオルを剥ぎ取られると、S君は乳首を舐め始めました。

気持ちいい。気持ちいいけど、もうちょっと焦らして欲しい!

マッサージの途中からなんとなくエロい感じになってきて、でもなかなか肝心なところは触ったり舐めたりしてもらえなくて、たまに指の先がふわっと触れた時に、あまりの気持ち良さに声が漏れちゃう、みたいなイメージプレイがしたいから、プロに頼んでいるのに!あと、バスタオルもいきなり剥ぎ取らないで、少しずつはだけちゃって恥ずかしい、みたいな過程を楽しませて欲しい! 自分から即全裸になっておいて、なんですが。

Sくんの唇が、胸から脇腹や太ももに降りていき、やがて股間へ。いやらしい音を立てて、丁寧にクンニをしてくれました。

しかし!!もともとクンニは、相手に「申し訳ない」という気持ちになってしまうから苦手なのですが、この時も

「仕事だから、こうしておばさんのま●こを嫌々舐めてるんだろうな…申し訳ないな…」

と余計なことを考えてしまい、なかなかイクことができません。

せっかくの風俗なのに、このままイケずに終わるのか…!?

次回に続きます。

藍川じゅん

藍川じゅん

元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!

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