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恋の花びら大回転

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【第81話】『舐め犬』と出会えるのか? その1

2017.3.7

突然で恐縮ですが、私はクンニが苦手です。
理由は「恥ずかしいから」、そして「イケないから」。

ここで何度も書いてますが、私の性器はとにかくデカい。あと、めっちゃ黒い。

こう言うと、「またまた大袈裟な(笑)」って(私のま●こ見たことないのに何故か)言い出す人が必ずいるんですが、大陰唇そのものが長く、大きく見えるのです。

また、色素沈着もひどく、皮膚が硬くなって男性の睾丸みたいな色合いと弾力。

人の顔の前に、「どうぞご覧あれ」と披露するには、正直ギリギリのレベルだと思います。
部屋をまっ暗にすれば、色はどうにかなるでしょうけど、この質感とサイズ感はごまかしきれない。睾丸のような、デカまんならではの悩みです。

さらに、クンニの時は男性の頭が股にあるので、自分の好きな姿勢(両足を閉じて伸ばした状態)になれず、イけません。

両足を伸ばしていないとイケないのは、たぶん足ピンオナニーのし過ぎが原因かな。

わかっていても、つい足のつま先まで力を入れてしまいます。
足ピン矯正ギブス、誰か開発してくれませんかね。Dr.中松とか。

そんなわけで、クンニはいつも断っていました。
「大丈夫、絶対気持ちよくしてあげるから!」と言われてクンニしてもらっても、大抵ボーッとしてしまうか、ある程度は気持ちよくてもイケずにモヤモヤするだけ。

クンニでイケるようになりたい…!
でも、私がイクまで長時間舐めてもらうのは気がひける…。

そこで、はたと思い出したのが、『舐め犬』の存在です。

舐め犬とは、クンニを喜びとし、長時間でも舐め続けられる男性のこと。
女性がテレビを見てようが、途中で寝ようが、とにかくご奉仕し続ける。
オナニーの道具として使われたい!という願望の強い、M気質の方が多いようです。

舐め犬の方なら、このイキにくい睾丸ま●こも、根気よく舐めてくれるのではないだろうか?
そう思い立ち、さっそく舐め犬を探すことにしました。

舐め犬(男)と飼い主(女)が出会うためのクンニ掲示板もありますが、直接メールのやりとりをするのに抵抗があったので、有名な某出会い系サイトに登録し、その中で舐め犬を募集することに。

まずは、プロフィール登録。
顔がギリギリわからなくて、ちょっと痩せて見える角度の写真を使いました。
出会い系での写真詐欺なんてよくあることでしょうから、ダイナミックに盛ってもいいと思います。

趣味とか休日の過ごし方とかを記入する項目がありますが、そんなものは後でじっくり考えればいいので、とにかく「舐め犬募集」「クンニでイッてみたい」ということを強調しました。
ここで重要なのは、「セックスは一切なし。クンニだけしてもらいたい」とハッキリ書くこと。

「セフレではなく、舐め犬を必要としているのだ!」と意思表示しておかないと、「とにかくやりたい!」だけの人たちがワラワラと集まってきてしまいます。

プロフィールを完成させ、写真入りの日記をまめに更新。後は舐め犬からのメールを待つのみ!

果たして、舐め犬と出会えるのか?そして念願の“クンニイキ”はできるのか?
続編に続く!

藍川じゅん

藍川じゅん

元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!

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