恋の花びら大回転
【第85話】『舐め犬』と出会えるのか? その3
というわけで、いろいろ寄り道しましたが、舐め犬探し完結編です。
結論から先に言ってしまいますが、会えたんです。舐め犬に!
出会い系で、舐め犬を名乗る人たちと会う約束までこぎつけたものの、
3人に連続でドタキャン。もう無理なのかも…と諦めかけた時、掲示板に、
「たくさんご奉仕させていただきたいです。マサオ(30代後半・会社員)」
という謙虚な書き込みを見つけました。
早速メールしてみると、なんと即オーケーの返事が。
マサオさんに、当日クンニしてもらえることになりました。急展開!
しかし、油断は禁物。
「クンニだけ」の約束を守らないエセ舐め犬の可能性もあります。
もしそうだったら、顔を隠し撮りして、後々ネット上で拡散するしかない(反撃が陰湿)。
待ち合わせ場所でそわそわしながら待っていると、身長170センチくらいの細身のサラリーマンに声をかけられました。
お互い、「よろしくお願いします」と頭を下げ合い、レンタルルームへ。
場所代は、私が払いました。だって、これから思う存分舐めてもらうんだし…。
部屋に着いたら、とりあえず下半身だけシャワーを浴び、いよいよ舐め犬・マサオ氏によるクンニスタート。
アナルごと口に含み、ズババババとすごい音を立てて舐め始めるマサオ。
なにこの吸引力!? アナルの皺ごともってかれそう!
音を立てて派手に舐めたかと思いきや、舌先だけわずかに震わせるだけのローターのような動きに変わったり、
あるいは舌を大きく使って優しく包み込んだり、緩急がすごい。バリエーションが豊かです。
20分くらい舐めてもらってから、指を入れながらのクンニへ。
普段なら、この時点で、「長くなめさせちゃって申し訳ない」と思って中断させてしまうのですが、
今日は舐め犬相手なので安心です。手マン&クンニ口撃に、だんだんと体が熱くなってきました。
「そこ気持ちいいです!」
と言うと、マサオさんは機械のように、一定のリズムで指と舌を動かし続けました。
あっ、ヤバイ! と思った瞬間に、絶頂。体が何度も大きくはねました。
人生初のクンニイキ(正確にはクンニと手マン)、達成です!
「クンニでいけたの、初めてです! ありがとうございます!」
とお礼を言うと、
「藍川さんは反応してくれるので、嬉しいです」
と、マサオさんは恥ずかしそうに言ってました。あーん、何ともいとおしい奴め。
少し時間が余ったので、しばしお話してから、再び下半身だけシャワーを浴び、着替え。
別れ際、マサオさんは、
「僕から連絡することはありませんが、また呼んでください」
と言っていました。クール!
最後に握手をして笑顔でお別れ。緊張したけど、楽しかった…。
しかし、実際やってみて思ったことは、舐め犬探しはあんまりオススメできないな~ってことです。
だって、危ないんだもの。
私はたまたま信頼できる方に会えましたが、相手が本物の舐め犬かどうか、
2人きりになってプレイが始まるまでわからないのは、やっぱり怖かったです。
それでも、どうしてもクンニが上手い人と出会いたい!という方は、
すぐにはプレイせず、最初はお茶だけにして、何度も面接を繰り返した方がいいと思います。
焦らず、長い時間をかければ、いい舐め犬との出会いがあるかもしれませんよ!
藍川じゅん
元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!