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旬☆Paris パリジェンヌのおしゃれ通信

旬☆Paris パリジェンヌのおしゃれ通信

フランスのバレンタイン

年初めのソルド(バーゲン)がいったん落ち着き、パリのお店はバレンタインモードに突入しています。

2月14日のバレンタインデー、日本では「女性から男性に」チョコレートを贈るのが伝統ですが、最近では「逆チョコ」も出現しているようですね。
フランスのバレンタインデーは、女性がまだお付き合いしていない男性にチョコを贈り「告白する」という習慣はなく、カップルが愛を確かめるためにお互いにプレゼントし合う日となっています。ショップはバレンタイン用プレゼントの提案合戦となり、ショーウインドーはハートモチーフや花、赤やピンクのラブリーな雰囲気一色になります。
さて、パリジャン、パリジェンヌはどういった贈り物をするのでしょうか。

バレンタイン用のハート型のかわいい切手♪
左の紫がランバン、
右のピンクの鳥のイラストがウンガロのデザイン。
下の小さな切手はスタンダードのもの

まず注目したいのは、毎年1月に郵便局から発売されるハート型の切手。ただかわいいだけではなく、毎年有名デザイナーがバレンタイン用にデザインするというプレミアムなものなのです(価格は通常の切手と同じ)。
これまでにシャネル、ウンガロ、キャシャレルと憧れブランドがデザインしてきましたが、今年のデザイナーはランヴァン。今までのラブリー路線と全く違う、アバンギャルドでモード色が強くなっている一枚です。この切手を貼って、愛のメッセージを手紙で送る…メールが主流となっているこの時代、何だか心に響きそうなステキな習慣ですね。


オ・ノン・ドゥ・ラ・ローズの店頭。
いつもバラであふれかえってます

そしてフランスでの定番プレゼントといえば、お花、ブーケです。パリ市内に16店舗を展開するバラのみを扱う専門店「オ・ノン・ドゥ・ラ・ローズ(バラの名のもとに、という意味)」では、バレンタイン用アレンジのブーケが店頭に並びます。ブーケだけでなく、バラの香りのキャンドルやバスグッズなど恋愛気分を高めてくれそうなものも。男性が女性に贈る場合が多いようで、愛を象徴する花だけに、この時期はバラがどんどん売れて行くそうですよ。


ピエール・マルコリーニの
バレンタイン・コフレ

もちろんチョコレートもバレンタインのプレゼントとして好まれています。ベルギーの老舗「ピエール・マルコリーニ」では、真っ赤なハートのチョコレートが登場。金粉をまぶした贅沢なトリュフとともに、バレンタインデーに二人で食べたい、目にも口にも美味しいスイーツです。

オリジナルのバレンタインプレゼントといえば、新聞広告や街の電光掲示板に愛のメッセージを載せるというもの。「100年先も愛してるよ…」「君なしの人生はありえない」など、思わず顔が赤くなっちゃうようなメッセージが並びます。お互いの間で確認し合うだけでなく、公衆の面前で愛を叫びたい!というパリジャンの情熱的な面がうかがえますね。さすがアムール(仏語で「愛」)の国フランスです。

次回の「旬☆Paris パリジェンヌのおしゃれ通信」は2月22日アップの予定です。

hiroko

パリ在住10年。ファッション誌のパリ支局長アシスタントを経て、現在はフリーランスライターとして、パリの観光情報、食、ファッション、カルチャーなどに関する記事執筆や取材コーディネートを行っている。

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