風俗嬢のツクリ方
コスプレイヤー★ミクの大冒険【6】
ミクちゃんがイメクラで働いていることを知ってからというもの、
なんだか毎晩気になっちゃって悶々。
寝不足な日々を過ごしてたりするんだけど、正直言って
俺はこの歳になるまで「イメクラ」っつーものに行ったことがないから、
余計に妄想が膨らんでいっちゃうし。
ミクちゃんと俺ってどんな関係なんだろうか?っておさらいしたり、
よくわからないうちにミクちゃんがそういうところで
働いていることに対して嫉妬してたり。
とにかく、ここは気持ちの整理をつけるというか、
この感情が恋なのかどうかハッキリと決着つけるために、
意を決してミクちゃんの勤めているイメクラに行ってみることにした。
でも、どこで働いているのか全然わからなかったし、
ミクちゃんに直接聞くのもなんだか、なので、
彼女の友だちに片っ端から電話したら、
ようやく5人目のサワちゃんが知ってた。
そんでドキドキしながら、池袋にあるその店に。
もちろん、ホームページで出勤を確認したんだけど、
名前が違っていて、でも写真はどう見たってミクちゃんだったから、
エイ!っとばかりに店に駆け込んだ。
受付所で写真を見せてもらうと、そのコはやっぱりミクちゃんで、
俺のハートが一気にドクンドクンとものすごいイキオイで波打つ。
なんだろ、このキモチ?!
もちろん彼女を指名して、一足先にラブホへ。
ベッドの縁に座って、緊張と興奮と不安と喜びと、
いろんな感情が混じりあって、
自分が今何をしようとしているのか、
どこへ行こうとしているのか、全くわかんなかった。
ドアベルが鳴って、まるで夢の中にいるようにフラフラと玄関へ。
そしてドアを開けるとそこに…。
「あれれ、どうしたの? ●●君?」
いつもとまったく変わらない無邪気な笑顔で
俺を見つめるミクちゃんがいて、
俺はどーしていいのかわかんなくって、
そのままミクちゃんの手を取って引き寄せて、ギュッと抱きしめた。
「むぎゅう…」なんておちゃらけるミクちゃんを抱きしめていると、
なんだかあったかいキモチになってきて、
やっぱり俺はミクちゃんが大スキなんだって、ようやく自覚。
「スキです!ミクちゃん!」ってコクったら、
目を真ん丸くしてミクちゃんがコクンと頷く。
やったぜ!俺はさらに力をこめてミクちゃんを抱きしめると、
ミクちゃんが「私と付き合うからには、●●君もしっかりコスして
もらうからね。私がコーディネートしてあげるから」
ああ、もちろんだよ。
ミクちゃんのためならどんな格好でもするからね。
俺たちの恋はそんな風にスタートしたのだった。
めでたしめでたし。(完)
「風俗嬢のツクリ方」は今回で終了します。ご愛読ありがとうございました。
葛飾ぽんず
快楽系ライターとして、風俗、夜遊び情報、グルメ、旅行などのジャンルに精通。ライブドア、スポニチWEB、MANZOKUなどでコラムや取材記事を連載中。




















