最近「ラストフレンズ」を毎週欠かさず観ている。
連ドラをちゃんと観るなんて「101回目のプロホーズ」以来である。
若者の様々な恋愛や生き方をテーマにした「ラストフレンズ」。
ドメスティックバイオレンスあり、不倫あり、性同一性障害やトラウマあり。
どんだけ盛るんだ、心の葛藤。
私の20代の時はこんなに苦悩してなかった気がする。
だが、大失恋なら一度ある。
それは学生時代、中華料理店でバイトをしていた頃の話だ。
同じバイト先の4歳年上のコックに告白されて付き合い始めた。
とても仲むつまじい2人。
雪の日は1組の手袋を片方づつはめて
手袋のしていない手は手を繋ぎ温めあったりした。
故尾崎豊の「I LOVE YOU」の歌詞のような恋愛をしていた。
しかし、こんな2人にも別れがやってきたのである。
一方的に私がふられるハメになったのだが、その捨てセリフが
「お前が焼肉店で子袋やレバサシや
生肉を食らう姿が耐えられないんだ!」
と…
ガーン!血の滴るレバ刺、生肉のユッケの何処が悪い!?
子袋のコリコリした食感を楽しむ私の何が悪い?
けど、彼には耐え難かったんだから仕方ない。
別れたくないとごねたが逆効果だった。私は大泣きをした。
帰りの電車の中で彼を思い出して泣いた。
家族に心配を掛けないように、家に着くまでには涙を止めて
いつもと変わらないようによそおわなきゃならない。
私は、歯を食いしばり家のドアを開けた。
母はいつものように晩御飯の支度をしていた。
「オカン、今日のご飯何~?」
と私が聞くと
「麻婆豆腐にホイコウロに蟹玉だよ」
私は思わず「ギャフン」と言った。
中華のコックにふられた日の晩御飯が中華かよ!と…
グットタイミングだかバットタイミングなのか?
兎に角、私はトホホであるがオカンは楽しそうに
出来上がった中華料理をテーブルに並べるのであった…
次回の「なんだかなぁ~」は6月25日アップの予定です。
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