【第28話】婚活に挑戦

恋の花びら大回転

2014.12.2

前回、何を血迷ったかいきなり出会い系に登録してしまいました。秋ですもんね（説明しにくいことは全て季節や天候のせいにします）。
誰に頼まれたわけでもないのに、今回も続いて出会いの場レポをしたいと思います。名付けて「人肌恋しい季節を乗り切ろうキャンペーン」です。

そういうわけでして、婚活パーティーに行ってきました。
というか、募集記事には「街コン」とでっかく書いてあったのに、実際は店を一軒貸し切って男50女50で対話する婚活パーティーでした。街コンに行くつもりがいつのまにか婚活してた。まあこの際なんでもいいんです！
ぼんやりした非モテの集まりなんでしょー？　仲間仲間！　みたいな気楽な気持ちで参加したら、会場の受付のお姉さんがすげー美人で、いきなりドッと嫌な汗が出た。ま、まあイベント会社の人だしね…って気を取り直して会場に入ったら、参加者の女の子たちが、が、マジで、み、みんな、若くて、か、か、可愛い…。今思い出しても過呼吸になりそうです。私が男だったらあの場にいたほぼ全員と付き合いたい。
参加者の男性は、普通。「普通」以外に表現しようがないくらい、普通。20代後半〜30代前半の標準的な日本人男性たちが、狭い店内にギュッと凝縮されてました。すっごい気持ち悪い人も、すっごいうざい人もいる。でもだいたいの人は小奇麗で普通。とにかく普通。
会場で自己紹介カードを書き、それを見ながら会話します。ここでもやはりプロフィールが重要となりますので、「特技」の欄には「フェ●チオ」ではなく「イラスト」って書きました。大人になった私を見て。
先に結論からいいますと、なんと26歳の男性とカップルになりました。会場内で生まれたカップルは我々含めて4組。見たか、長年の客商売で鍛え上げた外ヅラの良さ！
婚活パーティーってどうせほとんど仕込みなんじゃないの〜？　と半信半疑だったんですけど、本当に出会えたしカップルにもなれました。ありがとう、婚活パーティー！

その後、26歳男性とどうなったかというと、私の年齢（33歳）を言った途端に明らかに引いてましたし、一緒にディズニーランドへ行ったら、途中で具合悪くなってゲロ吐いて帰ってしまいました。私の加齢臭に耐えられなかったようです。そりゃ天童よしみ体型のおばちゃんと一日中夢の国歩くのきついよね…無理させてごめんね…。

婚活パーティーのおかげで若い男の子と出会えたけど、自らの加齢臭には抗えず、あえなく自然消滅となりました。でも諦めません。だってまだまだ人肌恋しいから！