【第66話】体力づくり！後編

恋の花びら大回転

2016.7.19

しつこいようですが、私は体を動かすことがとにかく嫌いです。
休日は朝から晩まで同じ姿勢なので、
森の動物たちが集まってきて私の上で休んだりするし、
涅槃と勘違いした弟子たちが号泣したりする。もはや神々しさすらある。

今まで様々なスポーツにチャレンジしたものの、
ジムもプールもヨガも挫折。ダンスエクササイズは最初の5分で挫折。

バランスボールすらすぐ飽きた。

そんな私が見切り発車で始めた
「うんち（運動音痴）のうんちによるうんちのための体力作り」、
今回は皇居ラン編です。

お風俗やおキャバで働いてる・働きたいけど体力がなくてお困りのあなた、
下には下がいますので、一緒に頑張りましょう。

皇居の外周は、約5キロ。距離がわかりやすく、
信号がないので都内のランナーに人気のコースだそうです。
最初は、
「5キロなんて、つらすぎて途中で吐くか脱糞するに決まってるだろ！」
と思ったんですが、1キロ8分くらいかけてゆっくり走ったり、
途中歩いたりすれば、うんこを漏らすという最悪の事態は免れます。

コースの途中にトイレもあるし。
で、実際に5キロ走ってみた感想なんですが、つらい。

マジで！！　つらかった！！！！（本音）
走ってる間は、「つらい」「死にたい」以外の全ての感情が消え失せます。

しかし、苦しすぎて頭が真っ白になったおかげで、
小さい悩みは全部吹っ飛びました。ストレスを抱え込みやすい人は、
気持ちをリセットスするのにちょうどいいと思う。

あと、走ってみて思ったんですが、ジョギングって、
意外と運動音痴向きのスポーツかもしれない。技術も反射神経もいらないし、
団体競技の時みたいに「みんなの足を引っ張っている」というプレッシャーもない。

両足を動かす筋力さえあれば、とりあえずなんとかなる。
友達と話しながら軽く走ってる人や歩いてる人もいたので、
無理せず自分のペースで走れました。

周りに合わせなくてもいいという気楽さ！
小学生の頃に「できる人に無理して合わせなくていい」って
教えてくれる先生がいたら、もっと運動が好きになっていたかもしれないのにな〜
（秘技・人のせい）。

あと、皇居の周りは女性ランナーが多く、途中に交番もあるので、
日が暮れてからでも安心です。

さらに、近くに有料のシャワー付き更衣室もあるので、
汗を流した後に化粧し直して夜の街に繰り出すこともできます。

消費したカロリーは、美味しいビールで取り戻そうぜ！

結果として、ジョギングを始めてから夜ぐっすり眠れるようになり、
仕事中頭がすっきりするようになりました。

まだ始めたばかりなので、急に体力はつかないでしょうが、
熟睡できるようになったり、走るスピードが少しずつ上がったり、
ちょっとした体の変化があらわれるのが楽しい。

皇居ラン、うんちのみんなにオススメです！
体育2の私がやれたんだから、みんなにもできるはず！

お風俗おキャバのお仕事で溜まってしまったストレスや崩れがちな生活リズムを、
ジョギングでリセットしてみましょう。