インタビュー

2019.2.4

芽吹サン「もぉ若くない・・・だから私は風俗を選びました」

芽吹サン「もぉ若くない・・・だから私は風俗を選びました」

Profile

人妻城横浜本店
芽吹(めぶき)サン 43才 主婦

話す姿、立ち振る舞いのひとつひとつが洗練された美しい女性。結婚し子どもにも恵まれ、はたから見れば幸せな家庭を築き、「風俗」で働く理由は特にないのでは、と思えるほど。40数年の人生で「風俗」とはまったく無縁の生活を送っていた彼女が風俗業界に入って感じた「熟女から始めた風俗」について語ってくれました。

私、本当の年齢は43歳なんです。でも今いる「人妻城横浜本店」ではプロフィール上「40歳」ということでさせてもらってます(汗)

風俗のお仕事を始めたのは40歳を過ぎてからなんです。だから、まさか40を過ぎて自分のプロフィールを作るなんて思ってもいなかったですね。これまでの人生でスリーサイズなんて聞かれることもないですもの。ブラは別にしても、ショーツはMサイズ、服なら9号、普通に生活していけばそれで十分でしょ?

初めて働いたお店の店長さんに「スリーサイズを教えてください」って言われた瞬間、「えっ!?」と固まってしまって(汗) そんな私を見て察してくれたのか「だいたいでいいですよ(笑)」とおっしゃってくれたので、お言葉に甘えて「だいたいの数字」を。その数字を店長さんが足したり引いたりしてくださいました。お店での年齢はたしか・・・356だったかな。さすがに30半ばは申し訳ないと思ったんですが、店長さんが「全然そのくらいに見えますよ」と。まぁそう言っていただくのは素直に嬉しかったので、お言葉に甘えてそのままにしてしまいました(笑)

その後、こちら「人妻城横浜本店」に移ってたときも面接で「30代後半くらいにしましょうか?」とおっしゃっていただいたのですが、そこは「せめて40歳にしてください」とお願いしてプロフィール上は「40歳」ということでさせてもらってます(笑)

人妻城横浜本店 芽吹(めぶき)サン 43才 主婦
人妻城横浜本店 芽吹(めぶき)サン 43才 主婦

身体が動くうちに貯金をしておきたかったんです

結婚は20代後半、夫は当時の職場の先輩で・・・そう、職場結婚なんです(笑) 子どもは30歳すぎにできました。この子が小学生になったのを期に医療系の事務で働くことに。でも医療系の事務といっても、別にお医者さんや看護師さんじゃないので、給料が良いわけではないんです。手取りで10数万円程度。夫の給料と合わせれば別に家族3人が生活する分は特に不自由はなかったんですけど、それでももう少しお金がほしくて、事務の仕事がお休みの日や空いた時間には掛け持ちで色んなアルバイトをしてました。

(なぜ、そんなにお金が必要だったんですか?)

漠然となんですけど、将来や老後に対して不安を感じるんですよ。例えば「夫が倒れて働けなくなったら?」「子どもが大きな病気をしてしまったら?」とか。保険や年金もありますけど、万が一に備えて貯金はしっかしておきたいなぁって。

それが40歳になるかならないかの頃、家庭と仕事をする体力的なキツさ、そして事務と「アルバイト」を頑張っても大幅な収入アップは見込めないという精神的な疲れ、この両方を感じてるようになって・・・。それで改めて考えてみたんです。「身体が動くうちにもっと効率的に稼げる仕事ってないだろうか?」って。そのときの答えが「風俗」だったんです。

でも風俗で働くといっても、私の周りに風俗で働いている知り合いもなく、具体的なことは何ひとつ分からないまったくの手探りの状態。不安しかなかったですね(苦笑) そして何より心配だったのが「40歳を過ぎたおばさんを雇ってくれるお店が、果たしてあるのか?」ということでした。

人妻城横浜本店 芽吹(めぶき)サン 43才 主婦

最初は「スマタって何?」状態でした(笑)

40(歳)オーバー」という年齢がやっぱり一番心配でした。印象としては「風俗=若い子」というイメージだったので。「40歳を過ぎた自分に需要はあるんだろうか?」と思う一方で「もぉ若くないし、風俗で働くなら少しでも早いほうがいい」という思いとの葛藤がありました。ただ結論を言ってしまうと「まったく問題なかった」ですね。ネットで検索したら、普通にたくさん見つかって「えっ!? こんなに40代でも働けるお店があるの?」という感じで拍子抜けしました(笑) その数あるお店の中から自宅からそう遠くなく、でも夫が立ち寄らなさそうな地域を選んで見つけたのが、横浜の「店舗型ヘルス店」だったんです。

今では笑い話ですけど、面接はそれはもぉ緊張しました。「風俗の面接の服装ってスーツ?」「履歴書は必要?」「怖い人が出てきたらどうしよう?」、何もかも初めてのことで分からないことばかり。正直面接に行くのを止めようかと思ったりもしましたね(笑) 結局、最初に面接に行ったお店の店長さんが普通に良い方だったことと、「もぉ他のお店に面接に行きたくない」という思いで、そこに決めちゃったんですけど(笑)

面接では、店長さんが初めて風俗で働く私に対して、お仕事のことやお金のことを丁寧に教えてくださいました。そのおかげで「風俗店は怖い人がいる」っていう先入観みたいなものは、なんとなくですが、店長とお話をしてなくなりましたね。でも風俗のお仕事に関しては知らないことばかりで衝撃的でした。例えば店長さんに「素股はできますか?」って聞かれたんですけど「えっ? スマタって何ですか?」って聞き返しちゃって(笑) だって普通はしないでしょ?(笑) 面接の後の「講習」で「素股」のやり方も教わりましたが・・・驚きましたよ、「こんなので男の人って気持ちよくなるの!?」って(笑) それからひと通り「講習」でお仕事の流れを教えてもらい、その後の体験入店ですぐに接客を経験することになったんです。

プライベートでは子どもが大きくなって以降、夫との夜の方はまったくない状態。もちろん夫以外の男性の裸を間近にする機会なんてなかったですから・・・ましてエッチなんか、ねぇ(笑) 正直言うと私自身、特にエッチが好きってわけじゃなく(苦笑)しないなら、しないで大丈夫なタイプ。だから本当、久しぶりに裸の男性を目の前にしたときは頭が真っ白になって「講習」で教わったことがすべて飛んじゃいました。ただ初めてのお客様がお店の常連で、その中でも優しい方をお店も付けてくれたみたい。「僕がするから大丈夫だよ」ってリードしてくださって気持ちがずいぶん楽になりましたね。その方の言われた通りにして、初接客はどうにか終えた、って感じで(笑) その日はもう一人接客し初日を終えましたけど、帰りにもらった日給を見て「23時間のお仕事でこんな金額になるんだ・・・」と改めて驚きましたね。そして、これまでしていた仕事ってなんだったんだろう、ってちょっと考えちゃったりもしました(苦笑)

人妻城横浜本店 芽吹(めぶき)サン 43才 主婦

あまりの忙しさに身体がボロボロになって…

エッチなことは好きじゃない私ですけど(笑)でもお客様が楽しそうにされると、風俗の仕事に対しても、やり甲斐を感じてましたね。お客様に「乳首をもっと責めてほしい」とお願いされたとき、最初のころは、内心「え!?」と驚きながらも言われた通りに責めてあげると、女の人のように声を出して喜んでもらったり(笑)部屋に入ってきたときは真面目そうだった中年の男性が、実はすごいマザコンの方で、子どものように甘えてずっとオッパイを吸ってて、なんだか「男の人も大変なんだなぁ」と感じたり(笑) また接客していると色んな話、会社や家庭の愚痴を話してかれるんですが、帰りに「スッキリしたよ」ってお礼を言われたりすると、素直に嬉しかったですよね。でも結局、その「店舗型ヘルス店」は34ヶ月くらいで辞めちゃったんです。

(辞めた理由は、稼げなかったから?)

いいえ、その逆です。お店は人気のお店だったので、すごく稼げたんです、逆に休憩も取れないくらい。とにかくそのお店はお客様が途切れるようなことなく、常時45人、多いときは7人くらい接客してました。「接客」「片づけ」「接客」の繰り返しで、やり甲斐を感じていた風俗のお仕事も一ヶ月が過ぎたころは機械的に「こなす」といった感じでしたね。

「店舗型」のお店って部屋の数が決まっているから、お店としてはなるべく「回転」をよくしたいんですよね。だから、後片づけが終わると次から次にお客様が来るわけなんです。5時間6時間、休憩もほぼない状態でひたすら接客をする生活が2ヶ月ほど続いて、私の身体はもぉボロボロになってました。さすがに「お金が貯まっても、身体を壊したら意味がない」と思って辞めることにしました。それにしてもまさか、忙し過ぎて辞めることになるとは予想もしてませんでした(苦笑)

でもそういう経験をしたおかげで、次は「余裕を持って働けるお店」と思って見つけたのが、今いる「人妻城横浜本店」なんです。「店舗型」のお店より「デリヘル」のほうが、接客をするにしても時間的に余裕があって、私には合ってるなぁと思います。

(前のお店と比べて収入は?)

接客人数自体は減りましたけど、ひとりのお客様のコース時間が長いので収入面はそれほど大きくは変わった感じはしないです。それよりも何よりも身体の負担はかなり減ったのがありがたいですね。

人妻城横浜本店 芽吹(めぶき)サン 43才 主婦

熟女だからこその需要って必ずあると思うんです

「熟女風俗嬢に求められるもの」ですか? う~~ん、なんだろう? 適切な言葉かは分からないですけど「包容力」かなぁ。「男性を包み込むような優しさ」、ですかね。「若さ」には勝てないけど、積み重ねた人生経験からくる「男の人に対する理解」は若い女の子にはない部分じゃないかなと思います。

若い子と遊ぶのは楽しいと思いますよ。でもプレイが終わった後に中年の男性がハタチ前後の女の子に甘えたり、弱音を吐いたりってできる?と言えばできないと思うんですよ。そういう「男の人の弱い部分」を受け止める「包容力」があるのが、「熟女風俗嬢」じゃないのかなぁ。プレイ後のまったりタイムによく、家庭持ちのお客様から「家族の悩み」「奥さんの愚痴」を聞かされて、意見を求められたりしますよ(笑) 「子どもの教育」とか「奥さんが優しくしてくれない」とか(笑) 私が20代ころなら、こんな話を聞かされても何も答えられなかったと思うけど、女40にもなれば人生経験もそれなりにあるし、「妻」や「母親」目線で話をすることもできますからね。

「熟女風俗嬢」というのは、性欲の解消と併せて、男の人の精神的な「悩み」や「愚痴」も吐き出してもらってスッキリさせてあげる、そういうのができるから存在意義があるような気がしますけど・・・どうでしょう?

(いつまで風俗のお仕事を続けますか?)

そうですね~ぇ、考えたことなかったですけど、お店が雇ってくれる限り・・・というのは冗談ですが(笑)子どもに手がかからなくなったら、またはそれくらいまで賄えるお金が貯まったら一度、続けるかどうかを考えてみようと思います。ただ、まだちょっと先になりそうですけどね(笑)

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