恋の花びら大回転

【第120話】「オナニー見せてください!」
先日、おじさん大好き熟女たちと共にイライラ中年トークイベントを開催しました。
私を含め、全員が男性相手の客商売経験者のため、今までたまっていたストレスが大爆発。
「たいして仲良くないのに、いろんな場所で『俺、◯◯ちゃんと友達なんだ』と言いふらしちゃうおじさん」
「さんざん金持ってる自慢しておいて使わないおじさん」
「ウェブ上にイベントの詳細をアップしてるのに、『いつやるの? どんなイベントなの? 誰が来るの?』とやたら質問しまくった挙句、結局イベントには来ないおじさん」
「ギャグのオチを先に言っちゃうくせに、『な!? 面白いだろ!?』と何故か得意げおじさん」
などといったモンスターおじさんへの不満を、ここぞとばかりに言いまくりました。
私は、以前このコラムでも書いた「まんこ写真要求おじさん(第40話参照)」や「奇跡おじさん(第29話参照)」の他に、「オリジナルのあだ名で呼ぶおじさん」の悪口も言えたので、かなりスッキリしました。
オリジナルのあだ名で呼ぶおじさんは、その名の通り、誰もそんなだせーあだ名使わねえよ! っていうような名前を勝手につけたり、あるいはおキャバやお風俗なのに本名で呼びたがる人のこと。
もちろん、おじさんだけに限らず、若い女性でもいます。みんなとは違う呼び名を使うことで、自分だけ特別感を出したい気持ちはよくわかる。
しかし、本人が源氏名やハンドルネームを名乗っている場所で、わざわざ本名や本名にちなんだあだ名、あるいは別の仕事で使ってる名前などで呼ぶ人、正直うっとうしいです!
昔から仲がよかったり、「ちょっとその名前で呼ぶのやめなさいよ~」といった様式美的なジョークが成立しているのならいいんですが、親しくも面白くもないのにしつこく呼ばれるとイライラします。
そもそも「本人が望んでいない名前で呼ぶ」って、かなり失礼ですし。お前のことも「ハゲ」「悪臭」ってあだ名で呼ぶぞ。
大好きだからこそ、ついイラッとしてしまう困ったおじさん。いつもお世話になっておりますが、最後にもう一つだけ言わせてね。
「夜なのにコンビニスイーツを大量に買ってくるおじさん」、お気持ちは大変ありがたいんですが、やめてください!
コンビニの生菓子は、自分の食べたい時に食べたい分だけ食べるから美味しいんです!
大量に持ってこられても、食べきれないし日持ちしないし、そもそも夜食べたら太るしで、もらっても内心結構困ってます!!
以上です!

藍川じゅん
元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!