恋の花びら大回転

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【第114話】「乳首舐め機」前編

2018.7.17

出だしからいきなり中年女性の性癖の話で恐縮なのですが、先日女性用風俗で超絶舌技の乳首舐めを体験して以来(第113回参照)、乳首オナニー(チクニー)にハマってしまい、乳首攻め系、乳首イキ系のエロ動画を観まくっています。

その際は、左手でスマホを持ち、右手で乳首を弄ります。「片手にピストル、心に花束」みたいですね(※中年豆知識:年を取ると、思いついたことをすぐ口に出すようになります)。

しかし、両手がふさがっているため、乳首と一緒にクリトリスを触ったりバイブを挿れたりはできません。乳首だけでは絶頂を迎えられず、ひたすらモジモジするばかり。しかたなく動画は途中で諦め、左手を乳首、右手を下半身、と切り替えるのですが、スマホを置く時にどうしても少し冷静になってしまう。あと、どうせなら女優さんが気持ちよさそうにしてるところを観ながらイキたい。ついでに言うと、女優さんは、私の体型に似ただらしない体の熟女がいい(わがまま)。

熟女の動画も観たいし乳首も弄りたいし下半身も触りたい。そんな欲張りな私にピッタリな商品を見つけました。

それは、乳首舐め機です。

2つのお椀状または円柱状の器具を乳房に付着させ、内側についている舌や触手のような部位を回転させることにより、乳首舐めを疑似体験できるというすぐれもの。乳首責め系のAVによく出てくるアレです。

これなら、自動的に乳首を舐め続けてくれるので、片手にスマホ、片手でバイブを持つことができます。近未来オナニー!

実はこの器具、以前から欲しいなとずっと思っていたのですが、高くて手が出ませんでした。送料込みで約21500円。21500円て。

以前の私は、「2万円以上払うなら、風俗一回行った方がいいのでは?」と思い、なかなか決断できなかったのですが、乳首舐めの「新世界論」(第113回参照)を経験してしまった今、「家でも新世界論したい!!!」という欲望を抑えることが出来ず、マンを時して購入してしまいました。

それにしても、21500円。毛羽立ってる夏服を買い換えたり、ちょっといい基礎化粧品を揃えたりできたのに。私が男だったら、ヨレヨレの小汚いチェックのシャツを着てキャバクラや風俗通いするタイプになっていたことでしょう。

風俗一回分を我慢して買った乳首舐め機。

キャッチコピーは「世界でただ一つだけの性家電(マシン)」だそうです。

性家電(マシン)の使い心地やいかに!?

次回、使用編に続きます!

藍川じゅん

藍川じゅん

元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!

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