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恋の花びら大回転

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【第24話】「タダマンおじさん」後編

2014.10.07

タダマンおじさんとの死闘、後半戦です。
何の話題を振っても「セックスしたい」としか言わないタダマンおじさん。人としての最低限の会話が成り立ちません。私も途中から面倒臭くなってしまい、

「とりあえず、今日は家に帰って、オナニーでもして落ち着いてみたらどうです?

と、クソして寝ろ的なことを言いだす始末。接客は放棄しました。
すると、タダおじは「1人でなんかするわけないじゃん」と、何故か得意げ。
いい歳したおっさんが、風俗に行く勇気もなく、1人でオナニーすらできず、誰かが性欲処理してくれるのを待ってるだけだったら、そりゃ欲求不満にもなりますよ。グイグイ来る割に、全てが受け身!

すると、タダおじはだんだん「なんでやらせてくれないの」と苛つき始めてしまった。「なんで」
は、こっちの台詞ですよ。
ここまで言われてるのに、なんでまだやれる可能性あると思ってんだよ…と、私までイライラし出したその時、タダおじが衝撃の一言。

「あ、もしかして今日生理とか?  俺、血とか匂いとか気にしないよ」

ポ、ポ、ポジティブー!!(絶叫)
「頑張ればいつかやらせてもらえる」と信じて疑わない姿勢は、純粋無垢そのもの。やれない理由が自分にあることに全く気づいていません。ここまで来ると、逆にあっぱれ!
そのお幸せな頭のまま寿命を全うして下さい!

まあここまで酷いのはめったにいないと思いますが、根気よく「無理」「やだ」と断り続けましょう。ちょっとでも隙を見せるとつけこんできます。
相手の言動を自分に都合いいようにしか解釈できないので、少し言い過ぎなくらいでちょうどいいと思います。

角が立たない対処法として、具体的には

若い男としかやりたくない! と主張する」(おじさんたちは、何故か自分だけはいつまでも若いと思い込んでいます。若い男と実際に比較することで老いを自覚させ、おじさんたちのコンプレックスを刺激しましょう
) 「家族(特に母親)の話をやたら聞く」(年老いた母親の顔を思い浮かべてもらい、冷静になってもらいましょう)
性病の怖さについて語る」(おじさんも若い男も確実にテンション下がります。なんなら治療中ってことにしても可)
男友達を呼び出す」(最終手段です。女に強気なおじさんほど、女の背後にいる男にはペコペコします)

…などもありますので、困った時に試してみて下さいね。

ちなみに、前回今回と書いたことは全てブーメランとなって自分に突き刺さっています。妖怪タダマンおばさんこと私にしつこく絡まれたことのある男性の皆さん、ごめんなさいね!(血まみれ)

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藍川じゅん

藍川じゅん

元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!

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