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恋の花びら大回転

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【第63話】脱・貧困女子

2016.6.7

ここ数年、女性の貧困問題が話題となっています。
2014年の時点で、働く10?20代の

独身女性の3人に1人が年収114万円以下。

住む家も明日の食費もないほど困窮し、
ホームレス同様の生活を送る「貧困女子」が
以前より増えているそうです。

私も、非正規労働者だし貯金ないし
「貧困女子」の話を他人事とは思えません!

「貧困女子」というより、もはや「下流中年」ですが。
いくら働いてもお給料が借金の返済に消えてしまって、家賃も食費もない!
親・兄弟・親戚も貧乏だから、誰にも助けてもらえない!
もしそんなレベルの貧困に陥ってしまったら!?
そんな時は、1人で悩まずにいっそ国に相談してみましょう。
イエス、「生活保護」です。

生活保護とは、「国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、
公的扶助のこと。
つまり、
「あーこれはもう詰んだかも…」と絶望している人のために、国が生活費を
ある程度まで支給してくれて、また働けるように手助けしてくれるのです。

たまに、「あれって高齢者や障害者手帳を持ってる人じゃないと
ダメなんでしょ?
と勘違いされてる方もいるんですが、若くても病気じゃなくても
子供がいても住所がなくても、
条件さえ合えば誰でも申請できます。

とはいえ、その「条件」をクリアするためのハードルが結構高い。
さまざまな書類の
提出はもちろん、銀行の口座の残高も調べられるし、
福祉事務所の職員が家庭訪問にも来る。
扶養義務がある親族に、

「○○さんが生活保護受けたいって言ってるんだけど、
あなたんとこで養ってあげられないの?」
っていう内容の通知も届いてしまう。お役所に行って、
書類に名前と住所を書いて
ハンコを押せば、「はいどうぞ!」とお金がもらえるわけではないらしいです。

厳しい!

なので、「まだ自分の力でなんとかしたい!」と思える方は、

生活保護の前にとりあえず
高収入バイトの世界に飛び込んでみるのもいいかもしれません。
風俗で働いたからといっていきなりドカーンと大金が手に
入るわけではないので、
無責任なことは言えませんが、でも、真面目に働けばアルバイトやパートよりも
収入は増えるし、接客業・サービス業の勉強になるし、
なりより心に余裕が生まれます。

お金の余裕は心の余裕!

しかし、気をつけなければならないのは、キャバ嬢風俗嬢は個人事業主なので、
労災も失業保険もないところ。大きな病気や事故などで働けなくなった時、
「貧困女子」に逆戻りする可能性はあります!
稼げるうちに、貯金しておきましょうね。

それでもダメだったら、最後の切り札として生活保護があります。
「貧困女子」の皆さん、諦めずにもがいてみましょう!

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藍川じゅん

藍川じゅん

元ピンサロ嬢。アダルト誌にてコラム連載中。著書『大好きだって言ってんじゃん』(メディアファクトリー)が好評発売中!

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