フ～ゾクな人々
こんな不況の時代に稼ぐテク
～本編（前編）～
高収入アルバイトの世界で頑張る女性たちへの
直撃インタビューを生業としている私ですが、
その中から決してメディアには公開できない
彼女たちの本音をピックアップ、
匿名の記事にて、こっそりみなさんにご紹介するこのコーナー。
今回のテーマは前回に引き続き、
こんな「不況の時代」をどうやって乗り切っていくか。
男性客の財布の紐が固くなり、風俗で働く女性も、
以前のように思いっきり稼ぐことができなくなったこの時代。
必ず自分を指名してくれる「リピーター」を、
ひとりでも多く確保することで、
被害を最小限に食い止めようと考えている先パイがたくさんいます。
渋谷の某店で働くMさん（25歳）はこう言います。
「相手にとって、特別な存在になるためには、
何も特別なことをしてあげる必要はないと思います」
Mさんは、相手に合わせて接客をするのではなく、
ナチュラルな自分をさらけだすことで
信頼と安心感を勝ち取っているというのです。
「ちゃんと、自分のことを正直に話すんです。
ぶっちゃけ、おカネに困っていることも打ち明けちゃう。
年配の方だと、本当に心配してくれて、
ことあるごとにお店に来てくれます」
弱みを見せられると、男というものは弱いもの。
なんとか力になってあげようと努力するようになりますからね。
また、池袋のホテヘルに勤務するSちゃんはこう言います。
「お店には内緒ですけど、一度仕事以外の場所で会います。
でも、エッチなことはしません。昼間とかにお茶をするんです。
で、そのときにはいつもと違った、おとなしめの服を着て、
薄めの化粧で会いに行く。
素顔に近い私を見せることで、ものすごく親近感がわくみたい」
なるほど、確かに。
すっぴんを見せることはできないにしても、
「素」の部分を見せられると、
何となく自分が特別な存在になれたような気になるものです。
お店によっては店外デートを禁止しているところもあるので
真似をすることはあまりお勧めできませんが、
なかなか有効な方法だと思います。
ちょっとした一工夫で、
相手のハートをがっちり掴むことができるものなのですね。
またまた、次回も「不況対策」について。
先パイのみならず、お店のスタッフの方のお話も紹介しますね。
そんなわけで、今日はここいら辺で。
次回の「フ～ゾクな人々」は6月19日アップの予定です。
葛飾ぽんず
快楽系ライターとして、風俗、夜遊び情報、グルメ、旅行などのジャンルに精通。ライブドア、スポニチWEB、MANZOKUなどでコラムや取材記事を連載中。
