風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん!!
風俗嬢チエ・セクキャバに挑戦!?
顔なじみのスカウトマンにせがまれて
キャバクラ→セクキャバ→風俗という、流れの構図はよく聞く話やが、
たまにそんなの関係ないチャレンジャーがいる。
わたくしチエは、「一般人」→「風俗嬢」と
いきなりの風俗デビュー組やった。
しかし何の因果か、チエちゃん、先日セクキャバに行ってきたのです!!
なぜセクキャバ…??ッて感じやとは思うが、
実は、今の店で働くことになったキッカケをくれたのが、
あるスカウトマンさんなんやな。
その人に「1日だけ助けて!!」とせがまれ、
1日だけの約束で体験に行ってきたんや。
どうやらスカウトマンにはノルマがあるらしく、
どうしても新人が捕まらなかったときは、
こうして顔なじみに助けてもらってるようや。
(…って、書いちゃったよ…いいんかな)
「とりあえず面接受けて、ちょっとサービス付いてくれれば
30分くらいですぐ帰れるから!」
と言われ、(ホントかよ・・・)と疑いつつも、手伝うことになったんや。
ヤラレタ!!
十三の商店街を抜け、狭い雑居ビルの裏口から階段を上がる。
ホントに新人のころだったら、このあたりで怖くなって、
「やっぱり辞めます」と引き返していたやろう…
風俗を先にしていた分、緊張はしていなかった・・・が、
やっぱり初めての世界だし、どんなことをするのかも分からない。
緊張するわな。
狭い応接室に通されると、若いスーツ姿の男の人が待っていた。
・・・・・・・・・と、ここでバトンタッチ☆
・・・・・・・・・って、ぇえっ!?
「じゃっ!あとはお願いします!」
ちょっ…ちょっと待てや!!帰っちゃうの!?
「がんばれよ!」と笑顔で手を振り、部屋をでるスカウトマン。
がんばれよじゃねーよ、イキナリ心細いやんか~
・・・アワアワしている内に、さっさと出て行ってしまった。
面接官が話し始める。
業務内容、給料の説明、ルール説明など。
まぁヌキがないだけで、風俗と変わりなかった。
そして承諾書にサインをし、面接官がひとこと。
「週にどれくらい出勤できるの?」
(・・・・・・・は?)
はっっ!!!そーゆーことかよ!!
・・・くっそーーヤラレタ!
面接官だけでなく、待機中の女の子たちもワラワラいるこの状況で、
「働く気ないです。」とはとても言いづらい。
あのヤローうまいこと言いくるめて連れてきて、
ちゃっかり自分のノルマだけ果たしやがったな!!
腹が立ったが、もぅここまで来たらしょーがない。
「体験してから決めます。」
と答えて、フロアに案内されたんや。
苦手だらけのセクキャバ体験
・・・・・・・・・う~ん、なるほど・・・。
風俗とは勝手が違うな。
薄暗いホールの中に、狭く区切られたBOXがいくつもあり、
ソファーに座りながら(…てゆーか重なり合いながら、)濃厚なチューやら
激しいおさわりなんかが繰り広げられていた。
(・・・・・・・・・・は、恥ずかしすぎるやんか・・・)
現役風俗嬢が何を言っているんだとお思いだろうが、
イヤ、アレホントに恥ずかしいんやって!
普段の店では、服を脱ぐのは部屋に入ってからだし、
個室だからお客さんとしか接さないし、何とも思わなかったけど、
ここではホールのどこにいても女の子の素っ裸が見えてる!!!
・・・ってゆーか、スタッフもそれ平気で見てる!!!
はっ・・・ハズカシ~~
・・・・とか言うてる場合じゃない・・・やらねば!!
とりあえずコールがかかるのを待ち、最初のお客さんのBOXへ。
「はじめましてチエです♪よろしくお願いします」からスタート。
でもここで気付いたのが、
風俗と違い、サービス時間はせいぜい5~10分。
いつものようにじっくりトークを楽しんでいる余裕はない。
すかさずチューに入り、プレイを進めるんや。
・・・と、ここでまた気付く。
普段だと、お客さんは気持ち良くなりに来てるパターンが多いので、
女の子が積極的に触ったりするのだが、セクキャバは違う。
「触りたくて来てる客」がメインなんや。
・・・・・・・つまり・・・チエの苦手な受け身がほとんど。
うぅぅ~ぬ・・・濡れましぇん・・・
「ごめんね、気持ちいいんだけど、チエ濡れにくいの…」
お客さん頑張るも、あっという間にタイムアウト。
そりゃ無理やろー!そんな一瞬で濡れるわけないやないか!!
裏に戻ると、次に出陣の嬢が、
アソコにローション注入しているのが見えた。
(な!!なるほど!!)そーやって仕込んでるのねみんな・・・
目からうろこやった。
(しかし、トイレでしないか普通??…アソコ丸見えやでオネーサン…)
そのあともぅ1人付き、今度はいい具合に濡れて(ローションで)、
お客さんの手ごたえもまずまずやった。
・・・と、ここでスタッフから、
「チエちゃんお疲れ!今日はあがっていいよ!」のお声が。
「え・・・いいんですか?」
「うん、スカウトの○○くんからそぅ聞いてるけど。」
あ、そーやったんや。良かったー
結局、ものの30分ほどであがることが出来た。
着替え終わると、スカウトの○○くんが待っていてくれ、
駅まで送ってくれた。
体験入店1時間で、¥3000
率直な感想は・・・「まぁこんなもんか。」って感じやわ。
緊張はしたけど、サービス自体は軽かったのでラクやったしな。
(とゆーより、5分×2本じゃ体験したうちに入らんやろ…)
ま、とりあえず、またひとつ貴重な人生経験が出来ました!
(セクキャバクリア!)
それよりも面白かったのが、セクキャバ嬢たちとのトークや。
少しの待機中「普段は何してんの??」と聞かれ、
ちょっとためらいながら「風俗嬢です。」と答えると、
周りから「ヌキやってんの!?カッコイーー!!」と言われたんや!!
(えぇっ!?)
初めての反応に戸惑った。
そーゆー感覚なのか・・・
軽蔑されるかなとも思ったが、意外な反応に嬉しかった。
初めて風俗以外の世界で、風俗嬢である自分を認めてもらえたことに、
なんだかすごく安心感を覚えたんやな。
まぁとりあえずセクキャバ体験はこれっきり。
また機会があればやってみたいと思いますわー。
次回の「風俗嬢ってどないやねん」は4月11日アップの予定です。
チエ
23歳の風俗3ねんせい。一緒に暮らしている彼にばれることなく仕事を続け、ガッポリためこんでいる大阪・ミナミの風俗嬢。