> 女ゴコロ開放コラム スッキリ!! > 風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん!! > #30 いまいち笑いにかけるお客さん

風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん!!

風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん!!

いまいち笑いにかけるお客さん

小ネタはちょこちょこあるものの、
いまひとつ笑わせてくれないお客様が一人。

チエの、前の店からのお客様。「T-ちゃん」という方の話やけど。
前の店からの付き合いやから、計算すると1年くらいになるんやけど、
ちょっとこれが曲者なんや。
このT-ちゃんは、もともと他の女の子のお客様やってんな?
んで、どういうわけか、1年ほど前から、
チエを指名してくれてはるんやけど、初対面はこんなカンジや…。

「僕はね、もともとここで働いてた、○○ちゃんを指名してたんだよ。」
「…はぁ、そーなんですか。」
「でもね、辞めて東京に行っちゃったんだよ。」
「…はぁ、そーなんですか。」
「だから、これからはチエちゃんを指名するよ。」
「…はぁ、ありがとーございます。」

……って、嬉しくないわい!!(#▽皿▽)=
なんじゃこの人は!?!?

……というのが、最初の感想やったわ。

ようするに、チエは「代わり」だと、堂々と言われたようなもので、
指名は嬉しいけど、心から喜べるコメントではないやん…?

しかし、そのT-ちゃんは、
それ以後毎週のように、チエに逢いに来てくれたんやわ。

なんでも、前に指名していた「○○ちゃん」は、
T-ちゃんをたいそう好いてくれていたらしく、
(もちろんT-ちゃん談や)両想いやったそうで、
T-ちゃんが店に行くたび、
「T-ちゃん大好き!」と言ってくれていたらしいわ。

…そらそーやろ。フト客やもんな。

しかし、ある日突然お店を変わってしまったらしく、
○○ちゃんは、T-ちゃんに新しい店を教えへんかったらしい。
…いや、この辺で色恋営業だったことに気づくべきなんやけど、
T-ちゃんは、○○ちゃんが自分を求めているだろうと、
必死になって新しいお店を突き止め、逢いに行ったそうや。

…スゲー根性です。
本気で好きだったのは、T-ちゃんの方だったに違いない。

○○ちゃんは驚きつつも、T-ちゃんとの再会を喜んでくれたらしく、
しばらくは新しい店に通っていたそうなんやけど、
こともあろうか、またすぐに辞めてしまったそうで、
…逃げたんじゃねーの?T-ちゃんから…
とは、とても言えんかったけどな。

今度はなんと、東京でAV女優になったとの情報を掴んだT-ちゃん!!
なんと、東京まで逢いに行ったそうな!!
…ちょっと、本格的なストー…いや、大ファンやないですか!!
○○ちゃんは、やはり喜んでくれたが、
その後消息は不明となったそうな…。

…というまでのいきさつを、「武勇伝」並みにチエに語ってくれたわけや。

正直……ちょっと……怖くなったことは、
言うまでもあらへん。||||(=_=;)||||

そんな熱込んで追っかけてた子の後にチエやなんて、

「気に入られすぎると危ないよ!!」

と、○○ちゃんに忠告されているかのようやわ。

しかしながら、T-ちゃんは毎回、チエに逢いに来ては
たっぷりと愛情を押し付けて帰っていくんや。
なんていうんやろね。
T-ちゃんの「愛情」って、不思議なんよ。
上手くいえへんのやけど、
「相手のことを、心から想っているようで、実は自分のことしか考えてない」
みたいな。

「僕ね、焼き芋が大好きなんだよ。
だから、チエちゃんにも買ってきてあげたよ。」
「…はぁ、ありがとうございます。」

…芋なんて…完食した日にゃ、おならプップで大変やん!!

「ほら、全部食べていいよ!」

…ぇぇええーーーーーーっっ!?!?Σ(~▽~;) 

またある時には、

「僕は、○○っていうギタリストが好きなんだけど、
(しかも超マニアックで、名前すら知らない)
チエちゃんにも、CDあげるから聞いてね」

…ここまではいい。

「他のお客さんにも勧めたらいいと思うよ。
サービス中はずっと部屋でかけててね。」

…ぇぇええーーーーーーー???Σ(゚Д゚;)

そして、極めつけ。
チエが、体調不良で死にそうになりながら働いていた日のことやった。

体がしんどい時って、運よく馴染みの指名客さんなんかが来てくれると、
すごくありがたいんよね。
気を使ってキャピキャピトーク頑張らんでもいいし、
本当に信頼関係のあるお客さんなんかやと、

「チエ、今日はサービスなんかいいから、
俺がいる時間くらいはゆっくりしろよ。」

…なんて、涙が出るようなことを言ってくれるお客さんもいるわけや。

その日、運よく(?)T-ちゃんが来てくれて、
「チエちゃん、なんか今日は疲れてない?」と、気づいてくれたんや!
…あぁっ!!T-ちゃん!!

「そうやねん。なんか昨日から熱があって、
今日のサービスは本当にしんどくて…」

…本気でしんどかったから、正直に言うた。

「そぅなんや。チエちゃん、僕の前でだけは無理せんでいいからね。」

…あぁっ!!T-ちゃん!!
貴方はやっぱりチエをちゃんと想ってくれていたのね!!
今まで、ちょっと「空気が読めない人」なんて思ってて悪かったわ!!

……と、感激したのもつかの間。

「チエちゃん、本当に、僕の前では素直になっていいんだよ。」
「…うん…うん…!!」*。:゜(p´□`q)゜・。+
「僕は、誰よりも、チエちゃんのことをよく分かってるからね」
「…うん…うん…!!」*。:゜(p´□`q)゜・。+
「じゃぁチエちゃん、そろそろシャワーに行こうか。」
「……あ、…うん…。」||||(p ̄_ ̄q)||||

……とかね。
ホント、「空気が読めねぇ」んだよ!!

なんつーの??自己中??思い込み激しすぎ??
まぁ、そんな感じの、扱いづらいお客さんなんや…。
…な??イマイチ笑いに走れへんお客さんやろ??

しかしT-ちゃんの怖いところは、
「空気読めへん」ところやなくて「執念」の方やったんや。
それがどーいうことかというと、
チエが、新しい店に移ることになったときの話や。

…その詳細は、次号に続くわ…

次回の「風俗嬢ってどないやねん」は10月24日アップの予定です。

チエ

23歳の風俗3ねんせい。一緒に暮らしている彼にばれることなく仕事を続け、ガッポリためこんでいる大阪・ミナミの風俗嬢。

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