風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん！！：風俗求人・稼げるバイト探しは【高収入ドットコム】

風俗嬢チエの風俗嬢ってどないやねん！！

手がかかる初心者

初心者が多いイメクラの客

イメクラって、なんだか濃い～プレイが、毎日繰り広げられているように感じる方もいるだろう。チエもなれるまではそんなイメージを抱いていた。先生になったり、生徒になったり、とにかくいわれるままの毎日だったし、中には、自分のイメージをきっちりと脚本化している「AVの監督かい?」とつっこみたくなるぐらいの人もいたから、よけい濃さが身にしみていたのかもしれない。
でも、そんなことを繰り返して、ちょっと余裕が出来た頃、イメクラに来るのは、イメクラ初心者が一番多いということに気がついた。
関西一帯を見ても、「イメクラ」は数が少なくなって、その分希少価値を感じるのか「行ったことないけど、一度行ってみたい」という男性が結構くるのだ。

空白だらけのオーダーシート

「はじめまして！浅葉チエです。ご指名ありがとうございます」
「あ・・・はじめまして。○○といいます」
緊張しているからか、本名名乗っちゃったよこの人・・・大丈夫か？？
「風俗は、あまり来られへんのですか？」
「いや、風俗はよく行くんやけど、イメクラって初めてやねん」
そうか、イメクラってだけで、ある程度身構えちゃうモンなのかな。受付で書いてもらった「プレイオーダーシート」を見ると、「イメージプレイ希望　・役柄・・・空白。シチュエーション・・・空白。キャラ設定・・・空白」となっていた。
「えっと、今日はイメージプレイをご希望ということやけど、何かやってみたいシチュエーションってあるんかなぁ？？」
「あ・・・いや、なんか分からへんから、適当に興奮するシチュエーション考えて？」
・・・出た。我々が一番困るオーダーやソレ・・・。

イメージプレイってのは、「非現実的なシチュエーション」を、再現してあげる世界だから、その人が、どんな設定で興奮するのかが分からないと、こちらからは適当に提案なんて出せないわけで。そもそも、「男の妄想の世界」なんて、我々女からしたら、理解不能なほど、あり得ない設定で、興奮したりするわけで。
「適当に男が興奮する設定を作れ」なんて言われても、思い付かないわけよ！！手かかるだけやん、と心の中で思いつつ、
「そぅやねぇ・・・じゃぁ、今まで見た学園モノのAVとかだと、どういうのが一番好き？？犯し系？？秘密ラブ系？？それとも陵辱系？」と聞いてみる。
「いや・・・なんでもええよ」
う～～ん。だからそれじゃ困るんだってば。
「じゃぁ、放課後の教室で、個別補習という設定で。単位をやる代わりに、先生がエッチなことをせまるというのでどう？」
「あぁ。それでええよ」イマイチな反応やけど、一応了承してくれた。
「じゃぁシャワー浴びてから始めよか」

はっきりいわんかい

そして、シャワー後イメプレスタート。
「コンコン、失礼しまーす！先生、なんですか？チエだけ呼び出しって」
「あ・・・うん・・・」
「あ、もしかしてこないだのテストのことですか？？」
「あ・・・うん・・・」
「もしかして、単位がヤバイとか？？」
「あ・・・うん・・・」
「えぇーーー！？じゃぁ、今日は補習なんですかー！？」
「あ・・・うん・・・」
ここまで「あ・・・うん・・・」だけで乗り切ろうとするヤツもめずらしい。最後までコレか？？もしかして。さすがにそれはチエもしんどいぞ・・・。すると、ちょっとノッてきたのか、少しづつセリフを言い始めた彼。
「あ・・・今日は個人的に補習をするから」
「あ、はーい分かりました。でも先生、私、バイトとか忙しいから、お手柔らかにしてね？」と、「ちょっとワガママなじょしこーせー」ぶってみた。
「あ・・・え・・・ここに横になりなさい・・・」エ・・・イキナリ？？
「えぇ？補習なのに、なんで横にならなきゃいけないんですかぁ？？」
くねくねと胸のリボンをいじくりながら言う。
「あ・・・先生が・・・・・・・だから・・・・・・言うことを・・・・・・なさい・・・」
ボソボソと、消え入るような声でしゃべる先生。えぇ？？なんて？？聞こえないよ！！
「先生？言うことを聞けば、単位をもらえるんですか？」
「あ・・・・だから・・・誰も・・・ないから・・・・・・・・なさい・・・」
はぁ！？まったく聞こえないんですけど！！緊張してんのか？イメージわかないのか？
まったく手がかかるったらない。

こうなったら、このあとはチエが勝手に話を進めていくしかない、と決意してリードしようとしたら、この男、いきなり豹変しちゃうやん。ほんましんどいわー。チエを疲労こんぱいさせた彼のその後は次回ご紹介します。

次回の「風俗嬢ってどないやねん」は11月9日アップの予定です。